
Furloughという言葉
Covidの影響を経済的に大きく受けている昨今だが、イギリスではFurloughという言葉が聞かれるようになりました。誰々さんがFurloughedだ、とか。
これはどういうことでしょうか。
英国政府はJob retention schemeというものを用意しました。
レストランや小売店など、収入がゼロになっているので、従業員にフルで給与を払っているとあっという間にキャッシュが尽きて倒産してしまいます。
そこで、経営側としては当然、従業員の解雇を考えるわけですが、これをされると今度は大量の人間の収入が無くなり、人命に関わってきます。
そこで、一時的に働かなくて良いけど、解雇はしない、でもこれまで貰っていたお給料の一部を政府が払ってあげますよ、というのがJob retention schemeです。
これをやるとCovidの状況から回復した時にこれまでのStaffは直ぐに仕事に戻れますし、経済の復興が早く、良い策だなと個人的には思うわけです。
この一時的に働かなくていいけど、給料減るよ、という対象になった人がFurloughedな人たちです。
幸いにして、経理部門はあまりその対象にはならないと思います。お金は常に動いていますし、誰かが管理しないといけないですからね。。(これも会計士のメリットか)
このスキームですが、従来貰っていた給与の80%(但し上限は2500ポンドまで)という条件のようです。
正直、このロックダウン状況下でお金を使うこともないので、まあ80%貰えれば上出来では、、と思ったりします。
英国のCovidは医療崩壊には至っていませんが、急速に収束する様子もありません。
もうしばらく続いてしまうかもしれません。
